単騎独考

切れるカミソリではなく、切れなくてもナタでありたい。

そして今日を生きる。

2003年の3月19日の夕方、有楽町マリオンの前を歩いていた。

 

イラク空爆反対をマイクで叫ぶ人声が聞こえ、翌朝には苦情の電話を入れた。

 

1995年の3月20日の午前8時、私はその電車に乗った。

 

その車両、そのドアだった。

 

人は過去を生きることはできず、未来を生きることもできない。

 

だから、今日を生きるしかない。