単騎独考

切れるカミソリではなく、切れなくてもナタでありたい。

「政治のスコアカード」を作ろう

日本を良くする手がかりにに気づきました。

 

与党、野党と毎日、国会論戦は繰り広げられます。

 

どちらも毎日、何かの課題や問題を見つけ、論い、議論します。

 

しかし、印象と記憶はあまりアテにならないのに、

 

みんな、いざ選挙になると投票日直前の印象で投票してしまいます。

 

 

マス・メディアはその任期中、何をしたかという与野党の通知簿を作りません。

 

恐らく、直接的に選挙に影響するので避けるのだと思います。

 

私の提案は毎日、政治的な出来事を国会中継やニュースを見聞きしながら、一日に、一つ二つ、その人の出来事を事実だけメモ帳に書いておきませんか、そして、選挙の前、それを見返し、その上で政策を吟味し、投票しませんか、と言うものです。

 

ボクシングでも最終ラウンドだけで勝敗を決定しませんね。

 

一ラウンドからスコアカードをつけます。

 

どっちが良かったでも構いませんが、何が争点であったかという案件のメモが良いかもしれません。

 

与党を支持するのであれ、野党を支持するのであれ、社会の政治参加は高まり、印象に流されない、より良い政治的意思決定ができるようになるのではないかと思います。

 

この「政治のスコアカード」普及させませんか?

 

さかはらあつし 1966年生まれ、京都大学経済学部卒、電通を経て、カリフォルニア大バークレー校にてMBA取得後、シリコンバレーベンチャー企業に。その時、MBA時代に参加した映画がカンヌ映画祭短編部門でパルムドール賞受賞、帰国。経営コンサルタント、作家、映画監督、著作にはに「小さくても勝てます」ダイヤモンド社)他。ドキュメンタリー映画「AGANAI」で初長編監督、初長編プロデューサー。