守備範囲
今まで毎回、毛色の違う本を書いてきました。
この本はよく書けていると好評です。初めて増刷に至りました。
もちろん、実在の理容室を支援して成功してもらって書いた本なので理容・美容の人には役に立ててもらえるのですが、どんな人にも経営のためのためのツールを一揃え持ってもらおうとシンプルな理容業を題材に選んで書きました。
私はサリン事件の被害者です。
何とか社会に尽くして自分の人生を意味あるものにしたいと思います。
あのような経験をすると誰しもがそう思うのではないかと思います。
今、相当厳しめのドキュメンタリーを作っています。
これもまた毛色が違います。
困ったなと思います。
作家であったり、作家的な映画監督は読んでくれる人、見てくれる人がいて初めて成り立つ商売です。
ここまで毎回、毛色が違うとわかりにくいのではないかと心配します。
色んなことをしてきたから仕方がないなと思います。
さかはらあつし 1966年生まれ、京都大学経済学部卒、電通を経て、カリフォルニア大バークレー校にてMBA取得後、シリコンバレーのベンチャー企業に。その時、MBA時代に参加した映画がカンヌ映画祭短編部門でパルムドール賞受賞、帰国。経営コンサルタント、作家、映画監督、著作にはに「小さくても勝てます」(ダイヤモンド社)他。ドキュメンタリー映画「AGANAI」で初長編監督、初長編プロデューサー。