単騎独考

切れるカミソリではなく、切れなくてもナタでありたい。

長岡京プロジェクト (4)

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「連絡来ませんね」

イワシ男は言った。

「大丈夫ですか?」

イワシ男は続けてた。

不機嫌そうな表情に立三はなった。

「大丈夫かどうかはわからん、でもな相手の問題やろ、どうにもならん、どうにもならんことを心配しても仕方ないんや」

「はい」

「そして、できることを黙々と積み上げる、それをなんて言うか知ってるか?」

「いや…」

「外堀を埋めるて言うんや」

「なるほど」

「出来ること、他人に依存しないことを黙々と積み上げて、チャンスが来るのを待つしかない、そしたらある時、眼前に道がさーと開かれるんや」

「はい」

「だから待つしかない」

 

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*役仁立三シリーズは事実に基づくフィクションです。時々、完全にフィクションです。 

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さかはらあつし